2006年10月12日

明治通り周辺周遊記

fringeで紹介されていた、学習院大学での公開無料講座に行きました。講師は野田秀樹。
川村毅はもちろん、鴻上尚史、平田オリザ等はありましたが、野田さんの大学での講義というのは聴いたことがなかったので休みを利用して足を運んだ次第。
「身体表象文化学プロジェクト」の一環の講座ということで、それほどまでの大教室ではありませんでしたが、立ち見も出る盛況でした。

「ロープ」の台本が完成間近だそうで、今日これがなければ完本できたのに…と軽いジャブから入り、80年代当時の若かりし頃の演劇状況を言葉遊びを交えつつ喋ったあと、
6月にロンドンで上演されたTHE BEEという作品の稽古中に付けられた日記を読み上げつつ、創作過程について語るといった内容でした。

象徴的なのは、とにかく議論好きな英国の俳優に対して、practice−実践、とにかくやってみるよう働きかけ、interpretation−解釈に真っ先に走ろうとすることから遠ざけようと腐心する演出家としての苦闘する姿。

「身体は必要以上に解釈への道を開いてくれる」、
映画でよく見られる思わせぶりな「つもりの間」(創り手が解ったような気になって観客に解釈を促す)はいらない!“解釈”が与える悪しき影響・習慣がこんなところにも出てきている、といった話が印象的でした。

あまりこういった講義的なことは慣れてらっしゃらないということで、ぎこちなさはありましたが、面白く、楽しく参加することができました。


学習院は目白なので、その前に池袋のジュンク堂で物色。
先日亡くなった広渡常敏の演劇論集「ナイーヴな世界へ」、幻冬舎文庫から川上史津子「恋する放課後♪」・松尾スズキ「演技でいいから友達でいて」(巻末に文庫版特別対談が!)を購入。

明治通りを歩いて、その存在だけを知っていた往来座で海野弘「四都市物語」「一九二〇年代の画家たち」、「愛の讃歌 エディット・ピアフの生涯」を購入。
この古書店についてネット検索してたら、こんなページを見つけた。
池袋、謎の黒猫か。気付かなかったな。今度シアターグリーンに行ったついでにでも探索してみようかな。

帰りは、目白駅横の田中屋でブルイックラディ(アイラシングルモルト)とギネスフォーリンエクストラを購入。
いやあ、何から何まで有意義な休日だったな。。


posted by Rucky at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | カンゲキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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