2009年01月20日

半蔵門の麻婆なす定食と千駄木のスブタセット

今日もまた寒いな…

こんな日は家にまっすぐ帰ってバカ正直に飯をつくる気力なんかない。
まあいつものことだが。
と地下鉄の出口から家とは反対の方向に歩き出す。

中華屋でビールでも飲みながら本を読んでマッタリするか…

運悪く今日はカバンに何も入っていない。
なにか読む本を仕入れねば…

中華の店を通り過ぎ千駄木往来堂まで足を伸ばす。
「街の本屋の復権」を掲げる馴染みの店には、煌々と明かりが灯っていた。
ここまで来たら何か買わねば出られない。
店内をザラリと見回した後、ふと手にとって「孤独のグルメ」を買う。
ずいぶん懐かしい感じのする本だなあ。初出は94年か…
俺、なんでこのマンガを読んだことがあるんだろう?

油断の上の長居を回避し店を出る。
しかしまだ9時前だってのにやたら静かだ…
この町は人は多いが外食人口は少ないのだろう。
少し裏路地に入れば、そこかしこのスナック風の店から歓声がほそびやかに聞こえてくる。

中華の店は2軒ある。
一軒は昔からずっとある、
昔ながらの〜というような風情すらない、ありふれた定食屋のような店だ。かといってコギレイというわけでもない。
あともう1軒は最近出来た、上海小皿料理〜うんたらかんたらの洒落た感じの店だ。ただあまり客は入っていない。
2軒は隣り合っている。
ディナーセットAが1500円だったのと、青島ビールが650円なのを見て、小皿料理はあきらめ、定食屋の方に入る。こちらは青島ビール380円なのだ。

店に入ると自分と同じような家に帰っても飯を作ってくれるような人はいないのであろうサラリーマン風が2人、3人、…
まずはメイド風カッポーギを着た中国人の店員に青島ビールを頼む。

しかし…
昼飯に入った中華屋はなんだったなあ…
仕事場近くの店で、こことはまた違った、得体のしれないコキタナサを放つ店であり、
それでもどっかしら歴史のある風情は感じさせる店であった。

今の場所で働いてから2年弱、店自体に引き寄せられるものがまったくなく、前を通り過ぎるばかりだったのがついに意を決して入ってみたところ…
ランチだからといってなにかサービスやセットがあるわけでもない。
麻婆茄子定食850円は、ライスが皿に乗って出てきた。
メニューはやたら多いが、おそらく何を食べても同じ味がするだろう。
麻婆豆腐は、ナスを豆腐に変えただけのものだろう。当たり前かもしれないが、そういうことだ。一瞬でも迷って損をした。

ふっ…これが半蔵門の中華屋か…
おそらく何を食べても同じ味わいを食後の感想として持ちたいときに、ふたたびその暖簾をくぐることになるだろう。

今日のこの夕飯はそのリベンジだ。

青島ビールを飲みながらA1セット―スブタが出来るのを待つ。

くりぃむしちゅーって嫌いじゃないけど別に好きでもない。
3、4年前は名前は知ってても顔を見たこともなかった。
それが今では夜の9時過ぎに中華屋でテレビを見ながらビールを飲む日もありだ。
生活も変われば変わるものである。

「孤独のグルメ」に目を落とす。
個人業を営む主人公がさまざまな街で腹を空かし、その街にひっそりと佇む店と、そこに生きる人たちの空気に一瞬でも馴染み、時には立ち尽くしながら、
ガツガツとメシを食う…ただそれだけのマンガである。

スブタにはやや時間がかかったようだったが、あまり気にはならない。
ビールの無くなり具合を計算したのか、いや、この店にそんな気配りはないだろう。あっても無用だ。

セットにはライス・スープ・お新香が付く。
ライスはきちんと中ぐらいのどんぶりに山盛りになって出てきた。正解だ。
“ライス”ってのは日本語でどんぶりご飯のことをいうのだ。
スブタは酢豚の味がした。格別美味くも無いけど哀しい気分にはならない。
かといってそれだけで幸せになるほど俺は落ちぶれちゃいない。
パイナップルは入っていなかった。文句は無い。
そもそも俺はスブタなんて好きじゃないのだ。
酸っぱいのはキライだ。
ただ厚い肉が食いたかっただけなのだ。
ひたすら肉と野菜を交互に食していく。
どんぶりご飯を喰らいながら、「孤独のグルメ」を読みながら。

食べ終わって会計をしようとレジに向かうと、横のテーブルには普段着の若い女子が3人…この店の子と友達だろうか。
まあいい深追いすることもない、世の中にはさまざまな人生がある。

会計の1080円を払って店を出ると、
夜風がコートのスキマを駆け抜けていった。
ひと気もまばら、相変わらず不忍通りは車通りが少ない。
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2008年07月19日

Zicentury(ジセンチュリー)という劇団があった。

唐突だが、こんな話を簡単にしよう。
たぶん、97年の秋頃だったと思う。
月刊誌シアターガイドのピックアップで、両国ベニサンピットで螺旋階段を印象的なセットとして組むという公演の紹介記事があった。
直感で、これは観に行こうと思った。
それは「捨」というタイトルで北一輝を主軸に据えた物語だった。
劇団名はZicenturyといった。東大出身の団体ということだった。

その後、98年春の「東京ルネサンス」と題されたシリーズ公演も観に行き(でも結局その企画は最初で最後になる)、そして夏の公演は当時の彼女と一緒に観に行った。
“史上最初の悲恋”大海人皇子と額田王を主役に据えた物語だったように思う。生演奏の楽団隊を効果的に使って、せつなさをスペクタクルに昇華せしめていた。

当時の僕らの周りでも地味に話題になっていて、W大の客員教授だったK村Tケシ先生も注目している、という話を聞いたように思う。

しかし、その98年の冬、市ヶ谷の法政大学のホール(いまもあるのか?)にて予定されていた公演を当日券狙いで観に行くと、「公演は中止になりました」とのことだった。
さらにその年明け、シアターサンモールにて当時開催されていた「コマーシャルサーカス」という企画にも短篇物で参加の予定だったのだが、これも急遽中止になったという。照明さんだった彼女によると、パンフレットの割当てのページはまるまるお詫びの文面だったという。

もはやそれっきりになってしまった。
あとからネットでいろいろ調べてみると、「稽古中に大きな事故があった」とのことだったが、実際のところはわからない。ほんとうに。

「いまを生きる人の恋愛」

少々こっ恥ずかしいようなこのテーマを、これほど愚直なまでに、永遠のテーマを真っ直ぐに、そして生真面目に、そしてスペクタクルに、取り上げていこうとしていたのがこの劇団だった。

はっきりと言おう。
例に出して申し訳ないけど、どんなにチェルフィッチュなんかがこの表現が今の時代に即しているのだ、などと言われたところで、
僕らはそんなものが観たいわけではない。
僕らが演劇という表現で見たいもの、それはなんともなくどうしようもなく、べっとべとの恋愛模様であり、ぐっしゃぐしゃの感情の迸りではなかったか。
いったいいつから、こんなに「クール」になってしまったのか。ムダに大人になってしまったのか。
演劇をまったく知らない人のために、カルチャーショック的に一事例を出すと、クールにチンコを出すのがひと昔前の流行りでもあったりした。
しかしそんなものはとうに見飽きた。人口の半分はチンコ持ちなのだ。


ジセンチュリーに話を戻すと、数年前まではネット上にサイト(というかホームページ?)の残骸がまだ残っていたのだけど、それもいつかは無くなった。

主宰で作演出だった人物は「日本インターネットテレビジョン」というベンチャーを新しく立ち上げたけれど、それも5年ぐらい前で消息は途絶えた。
インターネットテレビジョンという会社名に、予期していたのか偶然なのか、現在に繋がる確かな視座を感じる。

はたして、プロデュース公演の模様を収めたビデオもかつて発売されていた。
いいなあ、と思った女優にそのビデオを貸したりしたこともあったけど、いつの間にか還って来なくなった。
その公演のことを書いた熱いブログがあった。
http://blog.livedoor.jp/gendaikikai/archives/50259903.html

いったいどこに行けば彼らに、あるいは彼らに近い存在に出会えるだろうか。
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2008年05月04日

同じ朝の色

昨日は横尾忠則展が開催されている世田谷美術館へ、イベント出演のサトコチェリータイフーンのパフォーマンスを観に。
用賀駅から「美術館」行きのバスに飛び乗って、会場となる展示「天の岩戸」前に駆けつけると、ちょうど学芸員さんが開始前の解説をしているところだった。
美術館という拡がりのある空間ではまた違った新鮮味を感じながら見ていることが出来た。
縦横高さだけではなく、四次元的なベクトルまで感じた瞬間があった。

あ、途中でチェリーのおっぱいにもみくちゃになったの私です。きゃー。
ビデオに撮られてたな。ひー。

次のステージまでの合間に展示を見て回る。
横尾忠則って「腰巻お仙」のポスターの作家、、というぐらいの認識しかなかったのだけど(それもどうかと思うが)
とくに「Y字路」シリーズにはやられました。5000円の画集買おうかと思ったもんな。あ、Yって横尾のYでもあるのか。
今年に入ってたくさん本が出ているらしく、河出の特集ムックと「名画 裸婦感応術」を購入。

帰りは用賀駅まで歩いて半蔵門線で渋谷へ。
シネ・アミューズでは「靖国」が公開されていて、建物の前ではTV局の取材クルーが観た直後の人にインタビューをしていた。「本日分完売」の張り紙に、警備員が立っていたりしてものものしい雰囲気。
そういえばこれって実際に抗議とかあったんだっけ?
この盛り上がりを仕掛けるための、壮大な自作自演なんじゃないかとさえ思えてくる(そんなわけないのだけど)。

丸井で半袖物と、タワレコでthe fascinationsのアルバムを買う。
帰って来てから、あまりにも身体が疲れていたので銭湯に行き、結局そのまま寝てしまった。

そんなわけで今朝はやや早起き。
少しだけ近所の公園まで散歩する。連休中の朝はまだ太陽が照り付けるわけでもなく、少しだけ肌寒く感じる風がなんとも心地好かった。
これから梅雨に入るまで、一年でいちばんいい季節だなと思う。

タイトルはこのアルバムの歌詞から。http://www.myspace.com/kurofunelady
試聴と言いつつ、曲の一部ではなく全部分が収められてる。太っ腹だな。
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2008年04月22日

四谷→谷中→西新宿→渋谷→新宿二丁目

前回の日記、読んでない方はそちらもよろしくお願いします。
4/13のイベントの模様をまとめてあります。


雨の中、絶唱したり騒がしい中で時間を潰したりしつつ結局四ッ谷から朝帰りの金曜夜。
土曜日、がんばって起きて近くの谷中のフリースペースアトリエ(?)@HIGURE17-15casでの公演船酔いバッハへ。
僕の家は坂の下にあるのだけど、その坂の上に住んでいる菅野直子の作/演出。
想像力がそのまま叩き付けられてそのまま煙になって立ち昇ってゆくような舞台。
いろいろもらうものがあった。この感じを大事にしよう。


夜は「サトコとチェリータイフーン」を観に新宿へ。
プーク人形劇場って初めて行ったけどスペースゼロの隣りだったとは。
そういえば彼女がステージングを手がけたものを観るのは3年ぶりぐらいじゃないか?
軽やかな作りでありながら筋がいっぽん通っていて目を離せる瞬間がない。このスキマのない感じ。
終わった後は観に来ていたムサビ出身の女子ふたりと青島ビールを飲んで餃子を食べる。


日曜にしては早起きをして、12時開演の『サンデー!ホリデー!レディースデー!!』へ。
先々週の矢舟テツローさんのライブで見て気になったありましのさんご出演。
渋谷7thfloorって初めて行ったけど以外に天井低いのね。。夜だと雰囲気どう変わるのかしら。
2500円で、カレーとドリンクが付いて来るお得感満載のライブ。
女性シンガーソングライターをフィーチャーするイベントで、出演の4組はみんな7階から飛び上がっていきそうな広がりのある人たちだった。
来月もご出演とのことなのでさっそく予定に加える。


夜は新宿2丁目BAR非常口にて、紫ベビードール主催イベントへ。
珍しくチケット発売開始時に予約なんぞをして、で駆けつけた次第。会場はそれほどお洒落でセレブチックでもなく、なおかつそこまで腐女子的でもない、ほどよい感じの女子で満載。つまりたいへん居心地が良い。
今日で卒業のシシィも、本格加入のコッペも素敵だった。
バーバラ村田&チャタさんのステージも絶品!
でも何といってもお目当ては去年の「東京スヰング」以来に観るマキ凛花ちゃん!だった。
在阪の彼女、なかなか触れる機会がないけどどこか時間を超えて別の空間にワープして連れてかれるような、輪郭のはっきりしたショウはたしかにそこにあった。
今年の夏休みは大阪に行こうかと思ってるので、ライブに合わせて予定を立てようかな、そんなことも考えさせられたステージだったのでした。
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2008年04月19日

4/13(SUN) あなたのピアフ 〜柊の歌姫〜 @青い部屋

779229391_64s.jpg少し時間が空いてしまいましたが。
おかげさまで盛況のうちに終了と相成りました。
日曜日、夕方に雨は上がりましたが、たいへんお寒い中にも関わらずご来場頂いた皆々様、改めて御礼申し上げます。

「柊の」なんて付けるからこんな肌寒くなるんだ、なんて冗談交じりに言われましたが。
それも計算のうちでした、なんて。

桜が散った後は少し寒の戻りがあるよな、、なんて目論見もあったのですが、
まさに思い通りの展開でびっくりしました。
少し俗世とは切り離された空間、という感じにしたかったものですから。


まず、トップは音座
ジュン(Vo)とサリー(Pf)の織り成すAHO系アコースティックスペシャルデュオ。
現在は活動をやや休憩中のお二人でしたが、特別にお願いしてのご出演でした。

日曜の夜ということも相俟ってか、つかの間の復活を待ち侘びていた多くの音座ファンに見守られてのスタートとなりました。

開巻一番の曲は、「百万本のバラ」

「♪百万本のバラの花を あなたにあなたにあなたに あげる」

イベントの頭を飾るこの選曲センス、流石です。
続いては、音座お馴染みの口開けの曲「魔王」。皆さんお待ちかねという感じでしたね。
リハの時にこの曲を耳にしたイケメンピアニストの顔が忘れられない
以降、客席を流麗に巻き込んでの音座ワールドが続いていきます。
それにしても出番を控えたあやちクローデルねいさまの甲高い笑い声が場内全体にキモチ良く響いておりました。
青い部屋関係者の賛辞もちらほら聴こえてきたので、またここで逢えればいいですね。


2番目は本格jazz vocal、野崎裕子とピアニストはお馴染みの小林岳五郎
今回の企画を立てるにあたりどうしてもジャズをがっつりやれる方が必要だったので、ご紹介頂いてのご出演でした。
普段jazzをあまり聴き慣れてない(自分も含めて)だろうお客様方の前で果たして反応はどうだろうか、、と一抹の不安はありましたがそんなの杞憂でしたね。
「Fly me to the moon」などジャズの名曲たちはじめ「Time After Time」「IMAGINE」等洋楽のカバーまで、多彩なステージがぴったり息の合ったデュオにより繰り広げられました。

ジャズやシャンソンはいわゆるジャズバーやシャンソニエで歌われることが多く、そうすると聴きに来るお客さんの層も限られてしまうため、どうしても幅広く行き届かないような傾向があるようです。この企画を始めてから気付いたことなのですが。
そういったジャンルの方を積極的にジョイント形式のLIVEに引っ張り出して、開かれた場をつくることがすごく意義のあることなんじゃないかと、コンセプトのひとつとして考え始めているところです。

野崎裕子ブログ。
http://blog.livedoor.jp/bunny_rabbit/archives/50651237.html


ここで本日のオリジナルカクテルのご紹介をさせて頂きます、ヨーグルトリキュールを使い酸味を効かせました「Snowing DiVa」ドリンクカウンターにてご用命を頂き、お作りしておりました、、
素敵な音楽とお酒とともに、ゆったりした時間を過ごせればこれ以上の幸せはございません。


3番目は青い部屋の若き女主人(?)あやちクローデル
おシャンソンなんて糞食らえ!とにかくがっつんがつん勢いのあるステージでございました。
ピアノは菊地麻由、ウッドベースには今回唯一ピアノ以外の楽器で登場した多田和弘にいやん。
まずはピアフものをご用意頂いたということで、「アコーディオン弾き」からスタート。さらに「ミロール」でお客さんを戸惑い巻き込みつつ絶望の淵に叩き込みながら、クルト・ワイルからあがた森魚のカバーまで。最後は「黒い鷲」で壮大に締めて頂きました。
打合せ一切なし・店長ケンケンによるガチンコの照明も大きな見どころのひとつでございました。

あやちクローデルブログ。
http://yaplog.jp/ayachiclaudel/archive/14


そしてラストを飾るのは【to the south】高瀬“makoring”麻里子 + 南方美智子。
とにかく多彩な活動をされているヴォーカリスト・makoringの、「ねこマジ」のピアニスト・南方さんとのユニットです。
谷川俊太郎さんの詩をうたにした「ひとり」から始まり、優しくてなおかつハリのある声でさまざまな雰囲気の曲が連ねられていきます。
やっぱり印象的なのはこの日が2度目の披露だったのかな?「kiss」という曲ですね。エフェクターを使いつつ南方さんとの詞の掛け合いがなんとも心に不思議な引っ掛かりを残してくれます。
それにしても「あんたがたどこさ」の辺りでプ〜ンと料理の仕込みの匂いが会場中に漂い始めたのはあまりにも出来すぎでしたね。
最後は「リルケの子守唄」で長く、たゆたうような夜にお寝みなさい、を告げて頂くことができました。

まこりんブログ。
http://www.makoring.com/blog/2008/04/000739.php


以上、計30近い曲が演奏された、流麗かつボリュームのある一夜となりました。

今回は前回に較べると、それぞれの歌い手の世界を表現するというよりは、歌い手みずからが世界観を体現してしまっているというような、そんな個性の強さがそれぞれにあり、それを「柊」として表してみたつもりでしたが、はてさてそれは伝わったのかどうか、な…

というわけでいかがでしたしょうか、ご感想など簡単に頂ければ幸いです。

次回「あなたのピアフ 〜都の歌姫〜(仮)」で夏頃にはお目にかかれるかと存じます、どうかその日まで皆様どうぞお健やかに。アデュー。
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2008年04月13日

あなたのピアフ 〜柊の歌姫〜

piaflyer0413.jpg妖艶な歌姫と凄腕ピアニストとの編成により激賞を勝ち得た前回に続く、疾風の第2弾!
様々なジャンルから実力ある女性ヴォーカリストを招聘、シンプルな楽器編成により各々の個性と魅力が存分に発揮されていきます。
休日特有のゆるやかな夜をゴージャスに演出した前回よりさらにグラデュエイトし、よりポップに、キュートに、カラフルに、そしてJazzyにお届け致します!


あなたのピアフ
〜柊の歌姫〜

4/13(SUN) 19:00 OPEN 19:30 START 23:00 CLOSE

出演:
【to the south】 高瀬“makoring”麻里子 + 南方美智子
野崎裕子 + 小林岳五郎 
あやちクローデル
【音座】 ジュン&サリー

Charge:2300円+1DRINK(500円)

会場: 渋谷・青い部屋
渋谷区渋谷2-12-13 八千代ビルB1F (渋谷駅より徒歩7分)
TEL:03-3407-3564

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栞のない人生

今日の「ミューズの晩餐」ゲストはDEENだった。
?と思ったが「翼を拡げて」「このまま君だけを奪い去りたい」のグループだった。
川井郁子のバイオリンで後者を演奏したのだけど、サビ以外の部分初めて聴いたなあ。

先週の1回目は一青窈で、演奏したのは「栞」という曲だったのだけど、そのとき栞の語源は「枝折り」だという話があった。
森の中に入っていくとき枝を折って道行きに置き迷わないようにする、それが転じて目印の意味になったのだという。
あ、だから字のなかにも木があるのか。


もし自分に子供が出来てそれが女の子だったら、「栞」と付けようと思っている。それはさしたる理由もなくなんとなくだったのだけど、この話を聞いて迷っている人の目印になるように、という由来は素敵かも、と思った。

人生においての栞は恋愛だという話もあった。
栞のない人生は淋しい。
でもそれに代わるものはたくさん見付けられるだろう。


遠回りして いつの間にやら幸せ、と 栞はさんだ春
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2008年02月12日

2/10 「あなたのピアフ 〜歌姫とピアニスト〜」@青い部屋

DSC00113.JPGおかげさまで、盛況のうちに終了致しました。
ご出演頂いた歌姫とピアニスト、支えてくれた友人たちに感謝、感謝!です。
そしてなによりご来店頂いた皆様方!本当にありがとうございました。


出演順に簡単に振り返ると、
トップの渡部沙智子は実は一番付き合いの長い人で、(途中途切れてはいるのだけど)
学生時代によく弾いてもらっていたという、ピアニスト原田達也氏を久しぶりにお迎えしてのライブとなりました。
普段彼女は「トランスパランス」という女性ヴォーカル3人のユニットでメインのライブ活動を行なっていて、ソロの時もピアノ弾き語りの形なので彼女のうたにじっくり耳を澄ます、ということがこれまで意外となく、正直彼女の実力を過小評価していたことに今更ながら気づいたのでした。
リハの時から他の出演者たちから感歎の声が上がっていて、「今日は凄い夜になるぞ」という予感を十分に感じさせるTOP actとなりました。
さすが年末に紅白に出ただけのことはあるわあ(平原綾香のバックコーラスをやってた)


二番目のフェム エ フェムMAI & 小林岳五郎
たぶんフェム エ フェムがいなかったら青い部屋に通うこともなかったはずなので、いわば念願叶ってのご出演、と相成りました。
“キャバレージャズ”を標榜してビッグバンド形式で行なう普段の演奏とは趣きを変えて、ピアノのみでジャズスタンダードやシャンソンをじっくり聴かせるタケゴロとのデュオ。暫らく目に出来ていなかったので、今回は是非にとお願いした次第です。
「紅の豚」の主題歌でもある「さくらんぼの実る頃」が昔の何かを引き出させてくれたような、より一段想いの深みに入っていくことが出来たように思いました。

フェムエフェムMAIブログ。
http://ameblo.jp/femmestfemme/entry-10073676344.html


三番目の【ギヤマン】黒船レディ & シモシュ(Xymox)。
普段は「黒船レディと銀星楽団」として活動している彼女、今回は6年前に青い部屋で生まれたというユニット【ギヤマン】として、シモシュ氏と共に久しぶりの青い部屋登場となりました。
独得の詞の世界観と曲調をもったオリジナル曲、
中でも今回唯一、ピアノ以外の楽器、アコーディオンを使って演奏された曲、
その名も「半殺しポルカ」。
艶やかな着物姿でそんな歌を歌われるとは…幅の広さに恐れ入りました。

黒船レディのブログ。
http://kurofunelady.blog20.fc2.com/blog-entry-46.html


そしてラストは岩本さつきさんと、ふたたび小林岳五郎の登場で。
ワールドミュージック、本格シャンソンを歌いながら青い部屋初登場となったさつきさんは、最後を飾るに相応しいさすがの迫力と気品とでぐいぐいと押し切って。タケゴロの凄腕も炸裂して場内の静かな熱気はさらに上がり。
最後はもちろん「愛の讃歌」で、気高く、もの悲しく、そして情熱的に締めて頂きました。

岩本さつきブログ。
http://blogs.yahoo.co.jp/satsukiponchi/20849250.html


今回は自分のユニット・バンド活動をメインで行なっている方たちのアナザーサイド、といった側面もあり、各々の違った面が一度に見られて稀少感が強かったと思います。ま、初めての方がほとんどだったと思いますが。。

しかし企画者が言うのもなんですが本当にイベント全体が神懸かっていたようにそれぞれの個性と魅力が半端なく噴出して、本当に誰一人欠けても有り得なかった、そんなmagicalな一夜となりました。

ValentineDay仕様のオリジナルカクテル「Scarlet DIVA(緋色の歌姫)」「キャラメルハーパー」も素敵な夜に花が添えられて、イベントの厚みが増しました。

出演者のお一人にも「ジャンルも違うし4者4様なんだけど、ちゃんとRyoさんの色になってる」とお言葉を頂いたり、
あと青い部屋のやすこママにもお褒めを頂いたのは嬉しかったなあ。
しかしあの年代の方と普段絡みがないもんだから何をどう喋っていいかわからず、少しモゴモゴしてしまったけど。

おかげさまでハコの方からも好評価を頂き、次に繋げられそうです。今回ご来場頂けなかった方も、またの機会にぜひお会い出来れば、と思います。
年が明けてからこのイベントに照準が合っていたので、とりあえずはほっとしたところですが、もちろん反省点もいくつか挙げられるので、意識しつつ次に繋げていきたいと思います。

本当に今回は皆様お世話になりました!またお逢い出来ますことを心から願って。

感想など、簡単に頂ければ幸いです。


<黒船レディと忠実な執事二人>
posted by Rucky at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | [laiv] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月10日

「あなたのピアフ」〜歌姫とピアニスト〜

flyer.jpg
夢から起こる焦燥
恋から始まる不安
青から転じる郷愁
夜から生れる疑念

そんな感傷を押し流す紅潮した歌声が
どうかあなたのいちばん深いところに届きますように



「あなたのピアフ」      
〜歌姫とピアニスト〜

2/10(SUN)
19:00 OPEN 23:00 CLOSE

出演:
岩本さつき/MAI(フェム エ フェム)
with 小林岳五郎
ギヤマン【黒船レディ with シモシュ(Xymox)】
渡部沙智子 with 原田達也

予約/当日:2000円+1DRINK(500円)

会場:
渋谷・青い部屋 http://www.aoiheya.com/
TEL/FAX 03-3407-3564
渋谷区渋谷2-12-13 八千代ビルB1F (渋谷駅より徒歩7分)


岩本さつき http://blogs.yahoo.co.jp/satsukiponchi
フェム エ フェム http://www.femme-est-femme.com/
黒船レディと銀星楽団 http://kurofunelady.net/
渡部沙智子(トランスパランス)http://www.makoring.com/tp/
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2008年01月30日

「共和党に勝ち馬はいるか?」

中学の時の英語の先生が、「アメリカ大統領にはWASPでないと成れない」と教えてくれた。WASPとは、W(ホワイト)、AS(アングロサクソン)、P(プロテスタント)のこと。
「これまでで唯一そうでない大統領がいる。J・F・ケネディ。ケネディ家はカトリック」
この話は強く印象に残っているのだけど(でもレーガンもカトリックだったみたいだ)、今回のアメリカ大統領選で、J・F・ケネディの末弟の上院議員が、黒人候補であるバラク・オバマを民主党候補として推薦した、というニュースはそのことをまた改めて思い出させてくれた。

アメリカ大統領選を描いた漫画にかわぐちかいじ「イーグルがある。
そんなに有名な作品ではないかもしれないが、いかにもかわぐちかいじらしい筆跡で選挙の虚々実々に迫り、パーソナルな視点からの描写も兼ね備えた傑作だと思う。でっかいブックオフに行けば100円で並んでいるだろう。

日系3世であるケネス・ヤマオカ上院議員は民主党大統領候補予備選に打って出た。エラリー・クライトン現大統領夫人による、野心が大いに滲む副大統領候補への指名要求も鮮やかに跳ね除けて、大統領への道を一歩ずつ登りつめていく…
posted by Rucky at 01:46| Comment(0) | TrackBack(0) | [laivz] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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